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●2002.12.28(土)
ウィルスメール「KLEZ.H」がやって来た
KLEZ対策の関連リンク
●トレンドマイクロ社
●マイクロソフト社
KLEZというワーム(ウィルスの一種)2件がメールに添付されて送信されてきた。
こういうメールは初めてだったが、実行ファイル(*.exe)が添付されていたので、
スグにウィルスだとわかった。
トレンドマイクロ社のオンラインウィルス検出を行った結果、
下図の様にメール保存ファイルの中にウィルスが3個いることが確認された。
私はメールをテキスト表示しているので感染はしなかったが、
メールソフトをhtml形式で表示するアウトルックエクスプレス(OE)など、
windows標準のメールソフトを使っている人が設定を誤ると、
次の症状が出るらしい。
(1)添付ファイルの*.exeが自動で実行され、パソコン内のファイルを削除する。
(2)パソコン内の適当なファイル名、メールアドレスを取得して、適当な人にワームを送りつける。
(3)感染したら、ウィルス感染ソフトでは検出されないので、感染していないPC経由での検出・駆除が必要。
だそうだ。
■受信メールの概要■
上の2つのメールが、ワームが添付されているものです。
■本文■
■上から2件目も同じ様なもの■
本文は1件目と同じでhtml内の<iframe>タグでワームを実行しろ!と書いてある。
ヘッダーからは、三河地方のプロバイダーのサーバー(gw1.aitai.ne.jp [211.1.200.190)が記載。
添付ファイルは下図
■結論(推測に過ぎないけど)■
1件目は豊田市役所産業部産業労政課のパソコンが、
2件目はaitai.ne.jpを使っている三河近辺のPCが
感染されている。このあたりが怪しい。
どちらも、私のメールアドレス(55@15369.com)宛名ので、
私のホームページを見たか、OEにアドレスを登録している。
それは、どちらのサーバーも私のHPに来訪した形跡があるからです。
gw1.aitai.ne.jpはたびたび、最近では12月25日夜に来ている。
一件目の添付ファイルにtop_referer.exeがあるが、
私のHPにtop_referer.cgiを使っている。(このページの下にもある)
また、top_referer.cgiの配布元もこのワーム付のメールがたくさん来ているようです。→ここ
念のために、
差出人と私のメールアドレスは、
感染されたパソコン内にキャッシュかアドレス帳かにあったものが、
たまたまそのワームに見つかり使われてしまっただけで、
ワーム送信の原因とは関係ないと思われる。
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